開封の儀
ガーミン(GARMIN)の上手い策略に見事に乗っかってしまい購入してしまったサイクルコンピューター「Edge 1040」。
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【ロードバイク2年目】最上位機種を購入する(ついにピナレロDOGMAか?)
「初心者にはオーバースペック」だよな、と思いつつも、やっぱり新製品を開封する時は嬉しい。
一緒に購入した保護フィルムを慎重に貼り付けて、初期設定を行う。
前に持っていた「Edge 830」からデータを引き継いでくれるので、セットアップは難なくできた。
買ってすぐの(2回のサイクリングでの)ファーストインプレッションを以下に記載してみる。
【良い点①】画面が大きい
買う前は「Edge 830」くらいの大きさの方がちょうど良い、というより「Edge 1040」は大きすぎるのでは、と思っていたが、ロードバイクに付けてみると、これがちょうど良く納まっている。
初心者の私は主に「ナビ機能」を使うのだが、画面が大きいので、かなり先の道まで1画面で確認することができる。
今まで「Edge 830」では、右折や左折のナビが急に表示されて、気づかずに曲がり道を通り過ぎてしまうこともあったが、「Edge 1040」だと大分前から曲がり道の情報が得れるので、ミスも少なくなることだろう。
【良い点②】ソーラー機能によるバッテリー持ち
この機種の最大の目玉機能「ソーラー充電」。
これは本当にすごい。
土日でお試しサイクリングをしてきたのだが、
土曜は40.0km(2.0時間)を走って充電は「96%→92%で、4%消費」
日曜は63.4km(3.0時間)を走って充電は「91%→85%で、6%消費」
おおよそ10.0km走って1%消費する感じだ。
ソーラーにより「全く減らない」ということは無いのだが、約100.0km走って10%程度の消費というのは「すごい」の一言。
今まで充電し忘れてサイクリング途中でサイクルコンピューターが力尽きることが何回かあったが、この機種では「果たして次に充電するのはいつになることやら」という感じになっている。
【良い点③】GPSの精度が良い
何やらこの機種は衛星システムを3つ(GPS、GLONASS、GALILEO)利用可能ということで、トンネルでGPSの信号を受け取れない状況になってから、トンネルを抜けると瞬時にGPSが復帰したのが地味に感動した。
【良い点④】各種センサーとの反応が良い
各種センサー(スピードセンサー、ケイデンスセンサー、ガーミンウォッチ)との接続が速い感じがする。
具体的にはロードバイクを停止すると即座にサイクルコンピューターも一時停止し、ロードバイクを再開すると即座にサイクルコンピューターも再開する。
より正確な記録が取れそうだ。
【良い点⑤】シリコンケースが付属
地味に嬉しいのが純正のシリコンケースが付属していること。
ただ同じく必須で購入するアイテムである保護フィルムはつかない(こっちも付けてくれー)。
【気になる点①】盗難に気を付ける
ロードバイクを止めてコンビニ休憩などでロードバイクから離れる場合、思わず「Edge 830」を持ち忘れてそのままにしてしまった経験がある(運よく取られなかったが)。
「Edge 1040」では今まで以上に盗難に気をつけないといけない。
【気になる点②】転倒に気を付ける
「Edge 830」に比べ「Edge 1040」は大きくなったので、転倒時にぶつけないかが心配。
ぶつけてしまうと「Edge 1040」の破損も怖いが、MOSTのマウント(サイクルコンピューターをつける台座)がポキッといかないかが怖い。
慎重にロードバイクを扱わないといけない。
【気になる点③】これパワーメーター欲しくなるね
「Edge 1040」はたくさんの機能があるが、それを活かすためには「パワーメーター」がどうしても必須になる。
まあ以前から欲しいアイテムではあったが、調べてみるととにかく高い。
ガーミンさん、また全商品30%オフやってくれー。
結論
私のような初心者であっても、「Edge 1040」は買って損はなし。
まあタイトルにもある通り、オーバースペックで、機能も全然使いこなせていないけど、見やすくなったナビ機能、十分すぎるほど長持ちするバッテリー、この2点だけでも今後のサイクリングを楽しくしてくれるだろう。
ただし、すぐに「パワーメーター」も欲しくなるので、散財沼に足を踏み入れることになるので注意。
最後に「Edge 830」と「Edge 1040」の本体仕様の比較を記載するので参考にして欲しい。
Edge 1040 | Edge 830 | |
サイズ | 59.3 x 117.6 x 20.0 mm | 50.0 x 82.0 x 20.0 mm |
ディスプレイサイズ | 3.5インチ (88.9 mm) | 40.0 x 52.0 mm |
解像度 | 282 x 470 ピクセル | 246 x 322ピクセル |
重量 | 133g | 79.1 g |
ソーラー充電 | ○(*)ソーラータイプのみ | ー |
稼働時間 | 約35時間+ソーラー充電で10時間 | 最大20時間 |
2022/10/10 追記
上記の結論にて、私のような初心者であっても、「Edge 1040」は買って損はなし。。。
と伝えたが、その後、ガーミンから「Edge Explore 2」という「レジャー向けGPSサイクルコンピューター」を発表した。
ちょっともう一度「Edge 830」と「Edge 1040」と「Edge Explore 2」を比較したい。
Edge 830 | Edge 1040 Solar | Edge Explore 2 | |
サイズ | 50.0 x 82.0 x 20.0 mm | 59.3 x 117.6 x 20.0 mm | 55.7 x 106.1 x 20.6 mm |
ディスプレイサイズ | 40.0 x 52.0 mm | 3.5インチ (88.9 mm) | 3.0インチ |
解像度 | 246 x 322ピクセル | 282 x 470 ピクセル | 240 x 400 ピクセル |
重量 | 79.1 g | 133g | 104 g |
ソーラー充電 | ー | ○(*)ソーラータイプのみ | ー |
稼働時間 | 最大20時間 | 約35時間+ソーラー充電で10時間 | 約16時間 |
センサー(付属) | ハートレートセンサー スピードセンサー ケイデンスセンサー | なし | なし |
値段(税込) | ¥ 74,800 | ¥ 109,800 | ¥ 52,800 |
「Explore 2」はレースではなくレジャーとして自転車を楽しみたい人に向けて「ナビゲーション機能に特化した」新ラインとのこと。
だからセンサー系はついていないし、おそらくパワーメーターで計測するようなトレーニング系の機能はカットしていると思われる。
私自身は「ゆるぽた」&「ナビで色んなところへ行く」スタイルだったので、値段が全然安い「Edge Explore 2」で十分では無いかと思っている。
ただ私もせっかく「Edge 1040」を購入したので、しっかり活かすためこの1年は体力アップを目指してトレーニングに励みたいと思うのでお楽しみを。
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