いざ東京ドームへ
ボクシングではあのマイク・タイソン以来、
実に34年ぶりに東京ドームで開催されるボクシング興行。
メインカードは今大谷翔平と並んで超スーパースターの「井上尚弥」。
グッズ売り場もすごい人が並んでいた。
ただ「羊文学」のグッズに比べると、なかなか「いかついグッズ」なので今回も購入はパス(笑)。
いつもお世話になっている「ボクシング中継といえばWOWOW」。
大きな看板があって、写真スポットになっていた。
東京ドーム内に入場
東京ドームには野球観戦は何度もあり、
スタンド席は内野から外野まで行ったことがあるが、
今回はアリーナ席をいただいたので、グランド内に初めて入ることが出来た。
最近新しくなった巨大バックスクリーンに選手の映像が綺麗に映る。
内野席から外野席にかけて、ちょうどホームランかファールかを分けるポールがあるところ。
下から見るのも斬新である。
大型モニターがいくつもあり、席が遠くからでも観戦が出来るようになっている。
選手が入場してくるところまで行ってみた。
色々と探検が終わって自席に戻る。
こんな感じの席で、巨大モニターを見なくても、実際のリングで観戦できる良い席。
金額は110,000円である。ありがたや。ありがたや。
試合開始
ボクシング好きなので、ちゃんと1試合目から観戦。
軽く感想を。
1試合目
TJ・ドヘニーvsブリル・バヨゴス(ドヘニーKO勝利)
ルイス・ネリが体重オーバーなど「やらかした」場合の代役として用意されたドヘニーが格下相手に3度のダウンを奪い圧勝。日本で快進撃を続けるドヘニー、果たしてチャンスが来るか要注目。
2試合目
ユーリ阿久井政悟vs桑原拓(阿久井判定勝利)
阿久井の初防衛戦は以前戦って勝利している大橋ジムの桑原選手と。世界挑戦の時より攻守に強さを見せた阿久井。文句なしの判定勝利だった。
3試合目
井上拓真vs石田匠(井上拓真判定勝利)
1ラウンドに石田のジャブで井上拓真がダウンするも、2ラウンド目からは井上拓真がペースを掴み、ポイントで圧倒。前戦のアンカハス戦でKO勝利したが今回も判定となったが、やりにくい相手に見事な勝利。
4試合目
ジェイソン・モロニーvs武居由樹(武居判定勝利)
元K-1王者の武居由樹の初の世界挑戦。モロニーは明らかにサウスポーが苦手。序盤からモロニーの有効打は少なく、武居のパンチの方がやや有効に見えた。最終ラウンドにモロニーのラッシュで武居がふらふらになるも前半の貯金で判定勝利。
5試合目
井上尚弥vsルイス・ネリ(井上尚弥TKO勝利)
ルイス・ネリの入場テーマは「青」、井上尚弥の入場テーマは「赤」。
布袋寅泰さんが登場、ギターで映画「キル・ビル」の曲を生演奏。
火花は出るわ、花火は上がるわのてんこ盛りの演出。
試合は1ラウンドにルイス・ネリの左フックで井上尚弥がプロで初めてのダウンを奪われる。カウント8までしっかり休み再開後はダメージは見れない。冷静にパンチをかわして2ラウンドからは井上尚弥が攻勢に出る。2ラウンド、5ラウンドに井上尚弥がダウンを奪い返し、6ラウンドに右のダブルでルイス・ネリを仕留めた。
会場は総立ち。
4万人の歓声は圧巻だった。
期待するのは
ボクシングのイベントとして初めての東京ドームは良席もあって最高の体験だった。
セミファイナルで登場した武居由樹を井上尚弥と絡めてもっと知名度を上げて、願うのは「武居由樹vs那須川天心」。
それが実現すればまた東京ドーム開催はあるんじゃないかな。
今後が楽しみである。
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