本を読めなかった私が
私は今まで全く本を読みませんでした。
正直に言うと何度もチャンレンジしましたが読めませんでした。
学生時代から本は嫌いでした。
でも知識を得る為にも「読書」って重要って言うじゃないですか。
しかし何度も本読もうと挑戦するのですが続かないんですよね。
そんな自分が今は本をちゃんと読んでいます。
昨年12月から読んだ本は、
・59-60(奥田民生)
・推し、燃ゆ(宇佐美りん)
・50歳になりまして(光浦靖子)
・キャプテン翼のつくり方(高橋陽一)
・店長がバカすぎて(早見和真)
・AI vs 教科書が読めない子どもたち(新井紀子)
・とんこつQ&A(今村夏子)
2ヶ月で7冊ほど読みました。
多いか少ないかは判りませんが、私(全く読まなかった人)にしては凄いことですよね。
そこで私と同じような「読書嫌い」の人に参考になればと思い、私の秘訣を4点書きたいと思います。
(1)簡単なものから
まずは本屋に行きましょう。
もちろんたくさんの本があります。
たくさんあるので気になる本や読みたくなる本も出てくると思います。
ここでポイントですが、
「読書嫌い」は「読書初心者」ですから出来るだけ「簡単なもの」から始めましょう。
「簡単なもの?」
それはさらっと眺めた時に「文章がわかりやすい」、「ページ数が少ない」、「文字が大きい」とかでしょうか。
あと「興味のあるもの」、「好きな人の自伝」、「趣味についてのもの」などは入りやすいですね。
ちなみに初心者がいきなり上下巻の超大作なんかに挑もうとすれば...わかりますよね。
それでは本を買いましょう(もちろん図書館で借りるのもOKです)。
(2)1日10分で構わない
私は習慣化アプリ「Streaks」を使って「読書習慣」を身に着けました。
決して最初から無理をする必要はありません。
1日10分からで良いので読書を毎日続けましょう。
最初は見開き2ページしか読めないかもしれません。
それでも大丈夫です。
0ページは何日掛け算しても0ページで全く進みませんが、
いくつでもページが読めたなら掛け算したら倍々になって進んでいくのです。

(3)無理して読まない
興味を持った本ですが、読んでいるうちに「頭に入ってこない」「集中できない」「何となくページをめくっている」なんてなることがあります。
以前の私は「せっかく買ったのだから最後まで読もう」と無理をしていました。
思えばこれが重大なミスなんです。
結局、本の内容は何も残らず、「やっぱり読書は苦手だ」という意識だけが残ってしまうのです。
ある雑誌に載っていたのですが、読んでいて上記のようなことになったら「無理せず止めましょう」。
その本との『相性が合っていなかった』のです。
せっかく手にした本ですが、ひとまず置いておいて(1)から再出発です。
「また最初からかぁ」と落胆せず、「相性が合う友達(本)を探しに行こう」と考えることです。
(4)記録をつける
本を読んでいると「これは良い言葉だ」とか「そういう意味だったんだ」とか新たな発見がたくさん出てきます。
私は本と一緒に「ノートとペン」を横に置いてます。
スマホアプリのメモ帳でもいいですね。
そして新たな発見をノートやメモ帳に書きとめます。
本を読み進める喜びと、ノートに発見が溜まっていく喜びを感じます。
また、そのノートは「自分自身の発見ノート」ですから、後で読み返すと再び「自分を輝かせる」のです。
「良い言葉」や「感銘した話」などは他の人とのコミュニケーションにも使えそうですよね。
今はインターネット上で読書サポートするサービス(無料)もありますから、これを使うのも手です。
私は「読書メーター(https://bookmeter.com)」を使ってます。
インターネット上にマイ本棚があって、本棚に登録していくのですが、本が溜まっていくと気分が良いです。
また、「読書ページ数」や「読書冊数」などがグラフ化されるので、やる気も出ます。
最後に
以上たった4点ですが、(ほんの少しでも)「本を読んでみようかな」なんて気が出てきましたか?
重要なのは「相性の合う本に出会うこと」、そしてどんな本でも良いんです「本を読んだ達成感を味わう」ことです。
私もまだまだ初心者ですが、これからも「気分よく」本を楽しんでいきたいと思います。
一緒に楽しみましょう。
最後に私のおすすめの本を2冊紹介。
①不格好経営: チームDeNAの挑戦(南場智子)、ビジネス書
「それにしても、マッキンゼーのコンサルタントとして経営者にアドバイスをしていた自分が、これほどすったもんだの苦労をするとは……。経営とは、こんなにも不格好なものなのか。だけどそのぶん、おもしろい。最高に。」――創業者が初めて明かす、奮闘の舞台裏。
②コンビニ人間(村田 沙耶香)、小説
【第155回芥川賞受賞作品】
36歳未婚女性、古倉恵子。大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。これまで彼氏なし。日々食べるのはコンビニ食、夢の中でもコンビニのレジを打ち、清潔なコンビニの風景と「いらっしゃいませ!」の掛け声が、毎日の安らかな眠りをもたらしてくれる。ある日、婚活目的の新入り男性、白羽がやってきて、そんなコンビニ的生き方は恥ずかしいと突きつけられるが…。「普通」とは何か?現代の実存を軽やかに問う衝撃作。
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