トイプードルが欲しいと言い出す次男くん(後編)

わんちゃん

僕には2位のトイプードルがいるから

欲しかったトイプードルが売れちゃったことを報告したのに、次男くんは全く動じなかった。そして次男くんは「予定通り次の土曜日にペットショップに見に行くよ」と言うのだ。私が「だって売れちゃったのに?」と聞き返すと、「僕には2位のトイプードルがいるから大丈夫なの」と言うのだ。なるほど。

私の第一印象は良く無かった

2位というトイプードルをペットショップのホームページの写真で確認すると私の第一印象は「痩せっぽちで可愛くない」だった。他のペットショップにはまん丸なお顔で可愛らしいトイプードルがたくさんいるのに、たった1件のペットショップで決めるのもどうかと。だから私の中で、もし実物を見てあまり気に入らなかったら次男くんには申し訳ないが、他のペットショップにトイプードルを見に行こうと企んでいた。何しろ一生を共にする家族を迎えるのだから

実物を見たらとてもとても可愛い

そして次の土曜日になった。その日に用事があったため、ペットショップに行けたのは夕方近くだった。この日は家族全員で(前回は行かなかった長男くんも)行くことになった。ずんずんとペットコーナーに向かう次男くんに着いて行きペットコーナーに着くと、次男くんは指をさした「このトイプードルだよ」と。そして小さくてやや痩せ型のトイプードルが小部屋の隅っこに見えた。私の実物を見た第一印象は「とっ、とっ、とても可愛い」

そして我が家の新たな家族が決まる

ペットショップにはホームページの写真を改善するよう言いたくなるほど、写真が悪い、実物はとても可愛かったのだ。ただここは抜かりなく、2匹のトイプードル、痩せ型の子と、ふっくら型の子、正直私はもう痩せ型のトイプードルに夢中だったのだが、念の為「両方とも抱っこさせてもらいなさい」と、店員にお願いして抱っこさせてもらった。その結果、やはり次男くんは痩せ型の子がお気に入りだった。長男くんも抱っこして「いいんじゃない」とのこと。私が「じゃあこのトイプードルにしようか」と言うと次男くんは大変喜んだ。

一生を共にする家族を迎えるので、妥協せず、じっくりと検討しましょう!

名前は「こむぎ」よろしくね

家に来て1日目のこむぎさん
我が家に来て1日目のこむぎさん、両手におさまるくらいに小さくて可愛かったです

諸々の契約書や犬の飼い方の説明などを受けて、名前は決まっていますか?と聞かれたので、先に次男くんに聞くと「こむぎがいい」とのこと、もう事前に決めていたのかと思うほどこれにはしっくりきた。一応長男くんにも聞いてみると「ローランドがいい」とのこと、これは即却下、長男くんのこのセンスは面白い。これで無事に我が家に「こむぎ(メス)」が誕生したのだった。

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