ロードバイクにデジタルカメラ
サイクリングしていたらコンパクトなカメラを斜めかけしてロードバイクに乗っている人を見かけた。それがとても絵になっていて素敵だったので、単純な私は「デジタルカメラ欲しい!」となっていた。
デジカメといっても調べてみると2万円くらいのものから10万円オーバーのものまである。
安いのだったら試しに買ってみるのもありだが、せっかくなら性能の良いものが欲しいし、そうすると必然的に高価になり、せっかく買ったのに使わないじゃん、となったら無駄遣いとなってしまう。
と思っていたら、家にミラーレスカメラがあるのを思い出した。
10年前のカメラが使えるの?
それは「Panasonic」の「LUMIX DMC-GX1」というミラーレスカメラで発売日は「2011年11月25日」、なんともう10年以上も前のカメラだ。
ところが今見ても見た目は素敵だし、スペックを見ても今の「iPhone 13 Pro」よりもまだ良さそうで、今でも使えそうなのだ。
ということで先日の「千葉県 検見川神社」のサイクリングにミラーレスカメラを持って行ってみた。

①比較:写真の撮りやすさ
スマホ(iPhone13 Pro) | スマホを取り出し、カメラアイコンを長押し、撮影ボタンを押下する |
カメラ(DMC-GX1) | カメラを取り出し、電源を入れて、撮影ボタンを押下する |
どちらも同じようなアクション(ステップ)となるが、スマホよりカメラの方がグリップがあり持ちやすいし、撮影ボタンの位置が押しやすい位置にあるため、断然「カメラ(DMC-GX1)」の勝利である。
②比較:画質
スマホ(iPhone13 Pro) | 1200万画素 |
カメラ(DMC-GX1) | 1600万画素 |
ブログに載せると画質調整があるのかもしれないが、上がスマホ(iPhone13 Pro)で、下がカメラ(DMC-GX1)である。違いはわかるだろうか。


下のようにここまで拡大してみると、先ほどと同じく、上がスマホ(iPhone13 Pro)で、下がカメラ(DMC-GX1)であるが、スマホの画像はジャギー(ギザギザ)が目立つようになる。


ここまで拡大してみることはあるかなという疑問はある。つまりスマホの画質でも十分なのだが、どちらか勝敗をつけるとすれば、画質については画素数の差で僅差で「カメラ(DMC-GX1)」の勝利である。
③比較:望遠
スマホ(iPhone13 Pro) | 超広角(0.5倍)、広角(1.0倍)、望遠(3.0倍) |
カメラ(DMC-GX1) | レンズ交換により、変更可能 |
スマホは本体だけで超広角から望遠まで変更可能なのに対し、ミラーレスカメラはレンズの交換が必要となる。
サイクリングに予備のレンズを持っていくのはかさばるし、撮りたいと思った時にレンズを交換するのは手間と時間がかかる。
ロードバイクでのサイクリングで使うという観点から行くと手軽さでスマホの勝利である。
④防塵・防水
スマホ(iPhone13 Pro) | IEC規格60529にもとづくIP68の防水・防塵性能 |
カメラ(DMC-GX1) | なし |
スマホは難しい用語が並ぶが、Apple様曰く防塵は「粉塵の侵入が完全に防護されている」状態で、防水は「最大水深6メートルで最大30分間耐える」らしい。
カメラは古い機種のせいか、防塵と防水の機能はともに無し。
ロードバイクでは突然の雨、突風による塵、などは考えられる。今のカメラはそこら辺も強くなっていそうだが、10年前のカメラと比べるとこちらもスマホの勝利である。
⑤SNSへの投稿
結局のところ、私にとってはこれが重要かもしれない。
ロードバイクに乗って、色んなところで写真を撮り、帰ってきてSNS(ツイッターなど)に上げる。ガーミンコネクトに記録されたサイクリング記録にも写真を添付し残している。
そういったことがスマホの場合、スマホだけで簡単に出来るのである。
これがカメラの場合は、SDカードを抜いて、スマホにSDカードリーダーをつけて、SDカードを指して、写真をスマホにコピーする(これが何分かかるのだろう)。それからやっとSNSの作業になる。
今のカメラは「Wi-Fi」や「Bluetooth」の連動機能があり、簡単に移行できるらしいが、やっぱり手前のと時間がかかりそうである。
スマホ1つで出来てしまうのは便利なので断然スマホの勝利である。
まとめ
整理すると私のような使い方では、やっぱりスマホで十分なのである。
でもカメラを斜め掛けしてロードバイクで走ったらかっこいいよね。
それだけの理由で新しいカメラが欲しいなと思っている自分に「すぐに使わなくなるから買っちゃだめ」と諭すようにこの記事を終わろうと思う。
新しいスマホを待て自分!!
以上。
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