走りたくないという気持ち
1日目を走り終えても全く爽快感は無かった。だから2日目を迎えても走る前は正直「走りたくないな」という気持ちだった。てっきりランニングって爽快で気持ち良くて「また走りたいな」となると思っていた。まあたった1日だから続けていれば変わるのかもしれないけど。
マイナスの気持ちは変わらない
それでもなんとか2日目も1日目と同じようにのんびり走った。2日目の感想も同様でマイナスの気持ちは変わらなかった。3日目も同様。なんとか3日間は走ったけどここで終わると見事な3日坊主になってしまうのでそれだけは避けようと絶対に明日の4日目は走るぞと決めていた。
アクシデント発生
そして迎えた4日目、とうとうというか早々にアクシデントが起こった。この日は3日間の疲労がみっちりと蓄積した感じの重い足をなんとか前に出して走っていた。そして何個目かの曲がり角を曲がって最初に出した右足、それが地面に付くと同時にピキーン(音は鳴ってはいない)とアキレス腱あたりに痛みが走った。
激しい痛みが走る
とにかく痛い、とにかく痛い、とにかく痛い(ものすごく痛かったので3回言ってみた)。痛くて走るどころか歩くこともままならない。足に少しの衝撃があってもピキーン(音は鳴っていない)と激しい痛みが出る。痛む足を引きずりながら、そして冷や汗をかきながら、時間をかけて家までなんとか戻った。
嫌々ながらも続けたが、やはり無理は禁物だった、今考えると運動前や運動後のケア、例えばストレッチで疲労した筋肉をほぐしたりすれば良かったと思う。
足の痛みはひどく長期戦の様相
足の痛みは改善する気配も無く長期戦を要する気配があった。家での生活でも歩いたり特に階段の登り降りは痛みがひどかった。痛みには湿布を貼るのが良いかと湿布を貼ってみたら見事に湿布部分が真っ赤にかぶれてしまった。そういえば自分は湿布に弱いのを忘れていた。痛みに加え痒みも出てダブルパンチとなった。
運動習慣が止まってしまうのでは
とりあえず整形外科に行ってレントゲンを撮ってもらったが骨などに異常は無く、「それでは湿布をお出ししますね」と先生が言うので、「ちょっとまったー(心の叫び)、かぶれるので違うのをお願いします」と言うと塗り薬を処方してくれた。その塗り薬を塗りながら、市販の鎮痛薬を飲んでみたりもしたが、一向に治る気配の無い症状に「もうこのまま治らないのかな」と思ったりもした。一番気がかりだったのはせっかく始めた運動習慣が止まってしまうのではということだった。
クロスバイクとの再会
そんな時に部屋の中でオブジェと化していた6年ほど前に購入したクロスバイクが目に入った。そういえば購入した頃はたくさん乗っていたクロスバイク。だけど暑い時は暑いと言って、寒い時は寒いからと言って、何かしら理由をつけて徐々に乗らなくなっていった。そんなクロスバイクを見ているうちに「乗っていた時は気持ちよく運動できていたな」という思いが沸々と湧いてきた。
痛みが治ったもう一度走りだそう
もう治らないのではと思っていた足もずっと痛かったのにある日を境に急に痛みが治った。
どんなに激しい痛みが続いても、いつかは治っているもの、それを信じて焦らないことが大事かも
また運動を始めたいが怪我するのが怖くてランニングを再開する勇気は無い。ものは試しに久しぶりだけど部屋のオブジェと化していたクロスバイクを乗ってみようと外に出してみた。「もしかしたらまた気持ちよく、そして怪我なく運動できるかも」そう思いながらサドルにまたがった。
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