新豊洲駅まで散歩
試合が決定してすぐに有休を取った私。
前日は楽しみ過ぎて少し寝れなかったのは久しぶりのこと。
会場近くの新豊洲駅は豊洲駅から電車で1分くらいで着くので、豊洲駅から歩いて心を落ち着かせる。
汽車もあった。
こちらは学校の創立100年を記念して西武鉄道より寄贈されたものらしい。
新豊洲(有明アリーナ)到着
新豊洲駅から橋を渡ると有明アリーナが見えてくる。
井上尚弥の試合はいつも人がいっぱいである。
本当に人気があるのがわかる。
井上尚弥&井上拓真の旗がなびいていた。
そしてびっくりするのがグッズショップに並ぶ長蛇の列。
私はボクシングではいつもグッズは買わないのだが、他の興行なんか本当に悲しくなるほど購入者する列なんか見ない。ここでも人気があるのがわかる。
ちなみに今回の試合のテーマは「超えろ。」、井上尚弥が印刷されたTシャツがかっこいいのだが¥6,600と値段はすでに「超えている」。。。
会場に入る
会場に入るとたくさんの花束が並んでいた。
大きなポスター、こちらはフォトブースになる。
着いた時は写真を撮るために数人が並んでいたが、試合が始まる頃には長蛇の列になっていた。
試合が開始する
有明アリーナは新しく出来た(東京2020オリンピックの時)会場なので、綺麗だし、勾配もあり、割とどこからでも観やすい会場である。
1試合目の無名選手同士の試合から観るような私みたいなボクシングファンは数少ない。
3階級制覇のレジェンド、「長谷川穂積」さんが紹介される。
期待のボクサー「武居由樹」は格下選手に難なくKO勝利。
よく言われる「武居由樹vs那須川天心」は実現して欲しいカード。私の今の予想は(意外と)那須川天心がポイントアウトしてしまうのではないかと思っている。
世界戦が始まり、ジミー・レノンJrさん登場。
WBO世界フェザー級タイトルマッチ、ロベイシ・ラミレスvs清水聡の試合。
清水聡は長身のサウスポーでやや変則的なパンチのタイミングと軌道が特徴の選手。そして何といってもロンドンオリンピックで銅メダルを取った「何か」を持っているはず。
と期待していたが、ラミレスの一方的な試合で、5ラウンドTKO負けだった。残念。
フルトンvs井上尚弥
フルトンvs井上尚弥の試合が始まる頃には会場も満員となった。
ちなみにチケットの倍率は10倍と何かで見たような。
やはり世界戦は満員に限る。
赤のライトアップで王者のスティーブン・フルトンが入場。
続いて青のライトアップで挑戦者である井上尚弥が入場。
試合は、過去の試合を数戦観ていたフルトンがもっと打ち合うかと思っていたが、想像したよりもディフェンスがよく、井上尚弥の有効なパンチがなかなか当たらない展開。
ただ技術の見せ合いであれば井上尚弥も負けていない。
フルトンのパンチをかわし、KOへの布石である多彩なパンチを当てていく。
中盤になり「もしや判定もあるかな」と思ったら、そこはやはり井上尚弥、左ジャブのボディから右ストレートを顔面に当ててぐらつかせ、追撃の左フックでダウンを奪う。
ダウンを取ったら仕留めるのはお手のもの。フルトンがクリンチに逃げられないほどの猛ラッシュで仕留めてしまった。
次はもう2つのベルトを持つマーロン・タパレスだろうか。
この階級最強と呼ばれたフルトンを倒してしまったので、ここからは井上尚弥のモチベーションとの戦いになりそうだ。
しかし、井上尚弥の試合はいつも予想の遥か上を「超える。」、これだから井上尚弥の試合は面白い。
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