羊文学とスーパーカーとスタジオコースト、16年ぶりのリベンジ

趣味

スーパーカーと並ぶ素晴らしいバンドを見つける

ラジオで聴いた羊文学の「ラッキー」、「ラッキー」といえば僕が青春時代に聴きまくったスーパーカーの作品があるが、羊文学の「ラッキー」はその名曲に匹敵するくらい好きな雰囲気の曲で僕は一気に羊文学のファンになった。羊文学は3人のバンドでボーカル&ギターの「塩塚モエカ」さん、ベースの「河西ゆりか」さん、ドラムの「フクダヒロア」さんで構成される。ジャンルは「オルタナティヴ・ロック(詳しくないのでWikipediaより)」となっている。

そこからフルアルバム「POWERS」とミニアルバム「you love」を購入。どちらも素晴らしい作品でずっとヘビーローテーションで聴いていた。

コロナ禍の影響で運よくライブチケットを購入できた

2021年2月26日に開催される予定だったライブ「Tour 2021 “Hidden Place”」がコロナ禍の影響でライブが延期になり、2021年9月24日に再セットされることになった。そのタイミングでチケットが追加発売されたのだが、たまたまホームページでこの情報を知って滑り込みセーフでチケットを購入することが出来た。

場所は新木場にあるスタジオコースト、他のアーティストで何度かライブには行ったことあるが、ここのライブ会場は初めて行く。実はスーパーカーのラストライブ(2005年2月26日)もスタジオコーストで、DVDで観る度に「こんな素晴らしいライブに行きたかったな」と当時行動しなかった自分を嘆いていた

思い出のある会場に行くことが出来た運命

18:00開場、19:00開演だったが、会場には17:50くらいに着いた。会場の周りにはもう何人かが待っていて、記念に写真を撮っている人もたくさんいた。スタジオコーストの建物の雰囲気はとても素敵だったが、そんなとても素敵なスタジオコーストも2022年1月に閉館となるそうだ。スーパーカーが最後に選んだ会場が閉館になる前に、行くことが出来たのもなにか運命を感じる

スタジオコーストの外観、アメリカの建物みたい
ライトアップされたスタジオコースト

コロナ禍のライブは入場から対策を徹底している

コロナ禍のライブなので、入場も一気に入れるのではなく、アナウンスで呼ばれた数人づつが入っていく。滑り込みセーフでチケット購入した僕はかなり最後の方だった。入場するとまずはアルコール消毒と検温、そしてチケット確認。今までチケットといえば紙で入場時に半券をもぎ取るシステムだったが、今回は電子チケットでスマホを見せるだけで良い、便利になったが紙の半券を記念に残していた僕には少しの寂しさもあった

物販コーナーでタオルとTシャツをゲット

建物に入ると、500円のドリンク購入、こちらもアルコール提供は無し、烏龍茶を頼んだ。右側に物販コーナーがあったのであらかじめ購入予定だった「タオル(会場限定)」と「Tシャツ(ブラック)」を購入。「Tシャツ(ブラック)」はすでにMサイズとLサイズが売り切れとなっていたのでSサイズだったが早めに購入しておいて良かった。物販コーナーの入り口には「ラッキー」のMVで使われたと思われる被り物が展示されていた。まだライブでは観たことない「ラッキー」やってくれるかな?

物販コーナーにはラッキーのMVの被り物?

始まったライブは終始鳥肌ものの圧巻のパフォーマンス

1階はスタンディング、床に☆のマークがあり、そこに立って鑑賞する。適度に間隔を開ける仕組みだ。2階もありこちらは座席のスタイルだ。じっくり聴きたかったので2階でも良かったがチケットは早々とソールドアウトだった。

そしてライブが始まる。もちろんライブ中はマスクは必須で、声は出しはNG、拍手や手をあげての応援となる。1曲目はフルアルバム「POWERS」から「mother」。ライブの嬉しさに思わず声をあげてしまった観客もいたが、「塩塚モエカ」さんが「声出しちゃだめよ」と伝えていたのが良かった。

よくCD音源は良いけどライブは演奏が残念なアーティストなんて話を聞くこともあるが、羊文学においては演奏は上手いし、歌も上手いし、表現力も素晴らしい。特にボーカル&ギターの「塩塚モエカ」さんのボーカルの表現力の幅広さにはステージに吸い込まれるほどだった。初めての羊文学のライブは逆の意味で驚いたし何度も鳥肌がたった。

会場内のライブ前の風景

スーパーカーのライブを行かなかった後悔、羊文学の素晴らしいライブを観れたことで、ほんの少しだけ解消されたように思う。実にスーパーカー解散から16年ぶりのリベンジ、本当にありがとう

ステージの飾りも素敵だった

以下がセットリスト(ファンになるきっかけとなったラッキーはやらなかった)

  • mother
  • ブレーメン
  • 変身
  • 踊らない
  • 砂漠のきみへ
  • おまじない
  • 花びら
  • 人間だった
  • powers
  • ハロー、ムーン
  • ロックスター
  • Girls
  • 涙の行方
  • マフラー
  • 1999
  • ghost
  • あいまいでいいよ
  • 銀河鉄道の夜(アンコール)
  • マヨイガ(アンコール)
  • 夜を越えて(アンコール)
お祝いの花たち
セットリストにはメッセージが

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