欲しいものは決まった
家に帰ってみてネットでピナレロ(PINARELLO)を調べると、お店で見た「パリ(PARIS)」の上位モデルの「プリンス(PRINCE)」にもブルーカラーがあることを知った。カラーは同じだけどフレームに描かれた「PINARELLO」の文字色が違って水色(パリは白色)なのが更に格好いい。しかもこのモデルからハンドル周りのケーブルが全て内装されていてケーブルが見えずスッキリしている。ちなみに更に上位モデルの「プリンスFX(PRINCE FX)」にはブルーカラーが無い。もう欲しいものは決まった「プリンス」だ。
欲しい完成車がある
更にネットを調べていると「ペダリスト ピナレロショップ青山」というお店があって、そこに欲しい完成車があるとのこと。このコロナ禍というご時世、ロードバイクの部品を扱う工場がストップし、ロードバイクを注文してから半年くらい掛かるという話を聞いたことがある。完成車があるということはすぐに手に入るのかもしれない。もうこれは運命なのだろうか。
もうこの勢いで買いに行くしかない
車体の他に何を揃えなきゃいけないのだろう、金額はいくらくらい掛かるのだろう、その他諸々わからないことだらけだけど、わからないことは聞けばいいこと。「とにかく僕にはこのピナレロプリンス以外の選択肢は無いのだから」と、気がついたら電話を手にして来店予約をしていた。
とてもおしゃれなショップにヒヨる
予約した日「ペダリスト ピナレロショップ青山」には電車で行った。もし自転車を即持ち帰りOKとなった場合にでも問題無いように持ち物は最小限にして、両手があくように持ち物はリュックに詰めるようにしていた。表参道駅で降りてショップに向かう通りにはとてもおしゃれな、そしてとても高級そうなショップが並んでいた。もうその時点でヒヨっていたのだが、お目当ての「ペダリスト ピナレロショップ青山」に着くと、そのヒヨりは更に大きくなるのだった。
自転車ショップに高級車?
自転車ショップに自転車のピナレロがたくさん置いてあるのはわかる。だけどなぜか高級車も飾ってあった。こういう高級そうな雰囲気が苦手な私はとても入りづらかったが、思い切って(やや重かった)ドアを開けた。フロアには誰もいなかったので「すみませーん」と声を出すと、下の階から優しい風貌の店長が上ってきた。
これが欲しいと直球ストレートを投げた
店長は同ショップのYouTubeでいくつかの動画に出ていたのでお顔を知っていた。「予約したものですが」と言うと風貌通りの優しい対応で下の階に案内してくれた。慣れないフカフカのソファーに居心地の悪さを感じるも、もう頭の中では欲しいものは決まっているので、「プリンスのブルーカラーが欲しいのです」と直球ストレートで言った。すると店長は「それでは身体の計測をしましょう」と言い、ショップにあった計測器で身体を計測することになった。1つの機械でいくつかの項目を次々と計測していったので何を図ったか正確には覚えていないが、身長や座高、足の長さや手の長さなどを測ったように思う。
第一関門はクリアしたが
その計測データをもとに調べてもらったところ、ショップにある完成車でサイズは問題無いとのことだった。内心ホッとした。欲しいものはすぐに欲しい性格なのでまずは第一関門クリアだ。さて今日中に自転車を持って帰ることはできるのか?
やはり受け渡しは後日だった
その後もロードバイクが初めての人に必要なものが揃ったスターターキットを申し込み、ボトルケージやボトル、ライトやリアライト、ヘルメットなどを決めていった。そして決めることも終わろうとしたところで、ピナレロのキャンペーンのWUP(Wheel Upgrade Program:ホイール アップデート プログラム)について聞いてみた。このプログラムはロードバイクの車体を購入時にお安くホイールを変更できるというものだ。ホイールのことなど全くわからない私は、「何がおすすめですか」と聞いてみた。すると初心者の私には「FULCRUM WIND 40」というのが良いらしい。どうせいつか交換するのであれば今申し込んじゃおうと、ホイールのアップデートもお願いした。すると「それでは準備が出来たら連絡しますね」と言う回答だった。確かに車体以外にも色々と変更するものがあるのでこれは仕方ない。
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