目的地を横浜に決める
初心者の第一目標として100kmライドというのがなんとなくあった。100kmというと片道50kmを往復すれば良いので、片道50kmほどの目的地を探してみると神奈川県の「横浜」が候補となった。千葉から「横浜」までは電車では行ったことあるが、電車でも遠く感じたのでロードバイク初心者にはやはり簡単な距離ではないと感じた。
自分にも出来るという根拠のない自信
ただこの頃はYouTubeで「ロードバイク初心者が100km走ってみた！」みたいな動画をよく見ていたので、何となく自分にも出来るんじゃないかと根拠のない自信もあった。前日に念の為ロードバイクのチェック、パーツ類の充電チェック、パンクキットの確認、その程度を行い、あまり深くは考えず100kmライドを敢行するのであった。
こまめな休憩が重要となる
朝早く起きて出発、天気はやや曇っていて気温もちょうど良く走りやすい。100kmという未知の距離なので、30分に1回くらいの間隔で公園を見つけては休憩を取るように心がけた。こまめな水分補給やトイレ休憩も意識してやるようにした。
不思議な2+1の3人組
国道1号線（ルート1）に入ると直線道路をひたすら走ることになる。ここで2人組のサイクリストと遭遇。先頭を走るお方は上下サイクルジャージにヘルメットにサングラスというバリバリ経験者に見え、その後ろを走るお方は上下普段着でヘルメットもサングラスも無し（ヘルメットは危ないから付けた方がいいな）というバリバリ初心者に見える。ちょうど行く方向が同じなのか、走る速度も同じくらいだったので、2人組の後ろをついて走る格好となった。他の人からみると3人組に見えたかもしれない。
暑さと坂で前半の辛い区間
結構な距離を3人組（？）で走ったが、途中で2人組が休憩か何かで止まったので、ここで抜くことになりまた1人でのサイクリングとなった。そして東京を越えて神奈川に入ると天気が晴れてきて暑さが体力を奪う。また長い坂道も何度かあり、これもペースが狂い体力を奪った。特に川崎から横浜までの距離が体力的にも辛い時で時間が長く感じた。
素敵な街並みの横浜に入る
横浜に入ると街並みがガラリと変わり、大きなビル群が印象的だった。それも越えると遊園地「よこはまコスモワールド」の観覧車が見えた。真ん中に時計がある有名な観覧車だ。
赤レンガ倉庫ではイベントが実施されていた
そして目的地の横浜の「赤レンガ倉庫」に到着。そこにはたくさんの人がいるので何だろうとロードバイクを降りて行ってみると、何やらモーターショーのような普段見られないような高級車やレーシングカーがたくさん展示されていた。あまり車は詳しくないのだが、格好良いので何枚か写真を撮った。
遠くに見える2人組は
格好良い車を見ながらブラブラしていると、やや遠くに同じように写真を撮りながらブラブラしているサイクリストがいた。1人はサイクルジャージで決めて、もう1人は普段着、もしや、そう、国道1号線を一緒に走った2人組だった。目的地まで同じだったとは。しかし友達でも何でもないので、心の中で「お疲れ様」とメッセージを送った。
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