一番欲しかった「あしたのジョー」のカード
ネットで東京のマンホールカードを調べたらたくさんのカードがあることを知った。有名な漫画・アニメだったり、可愛らしいイラストだったり、全く知らないキャラクターだったり（笑）。その中でも漫画を読んだことがあった「はじめの一歩」と「あしたのジョー」のマンホールカードは絶対に手に入れたかった。
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「はじめの一歩」は足立区で我が家から比較的ゲットしやすい距離にあったが、「あしたのジョー」は練馬区で約70kmほどと、ちょっとだけ遠い距離にあったので、いつ実行しようかと悩んでいた。
マンホールカードが充実している練馬区
更に練馬区を調べてみると、「あしたのジョー」以外にも、「うる星やつら」と「銀河鉄道999」のマンホールとマンホールカードがあることを知った。これは全て欲しいと思い、サイクリングの計画をしたが、「うる星やつら」のマンホールカードが計画時点では配布停止中で、2022年1月15日から再配布開始となっていたので1月15日を待ってサイクリングすることにした。
そしてサイクリング実施
1月15日、天気は晴れ、午前中に用事があったので、出発は昼ごはんを食べた後の14:00となった。久しぶりの（私にとっては）ロングライドだったが、走りはじめはなぜか身体が重く感じた。そのため無理をせず、いつもよりのんびりと走ったが、途中幾度も「今日はやめておこうかな」「いやここでやめたらまた（後日に）最初からになる」と葛藤しながら走っていた。
そんなこんなだったが、東京を東から西に横断するコースだったので途中に我が母校だったり、東京スカイツリーや東京ドーム、路面電車などの色々な景色に出会い、それらを見るにつれ体の重さも段々とほぐれて、軽快に走れるようになっていった。
1つ目のカードは「うる星やつら」
練馬区に入り少し走ったところでサイクルコンピューターがカード配布場所を示した。しかしパッとは配布場所が見つからない。喫茶店の前の歩道を右往左往していたのだが、コーヒーを飲んでいる方々にはヘルメットをかぶった私が何往復もしているので不審に思えただろう（少し恥ずかしかった）。仕方なく自転車を止めてビルの中に入って奥に進むとやっと配布場所を見つけた。「うる星やつら」のカードはこの日から配布ということもあり、数人が並んでいてこんなのは初めてのことだったので驚いた。
2つ目のカードは「銀河鉄道999」、そして嬉しい出来事
次は「銀河鉄道999」を目指すことにしたが、同じ練馬区でも「うる星やつら」の配布場所から結構な距離があった。目的地まで着くと今度はすぐに配布場所を見つけることが出来た。そしてマンホールカードをもらい配布場所から出ると、ちょうど良いタイミングで外にいたストリートミュージシャンがゴダイゴの「銀河鉄道999」を歌い始めた。「さあ行くんだ、その顔を上げて♪」、まさに今の自分への応援ソングに聴こえた。ありがとう、顔も名前も知らないミュージシャン。僕は顔を上げて次のマンホールカードの場所へ行くよ（曲に比べて行動のスケールが小さい）。
3つ目のカードは「あしたのジョー」
次は最後のマンホールカード「あしたのジョー」を目指すことにしたが、こちらも「銀河鉄道999」の配布場所から結構な距離があった。この頃になると空も暗くなってきて自転車のライトをつけた。そして目的地に着くと今度もすぐに配布場所を見つけることが出来た。
この日は素敵な3枚のカードをゲットした。これで持っているマンホールカードは合計12枚となった。しかし各地域がマンホールカードを配布する目的を考えると「やはり地域振興だよな」と思っているが、私のようにただただマンホールカードをゲットし、ただただマンホールの写真を撮って満足しているようでは全くその地域にお金を落とさないことになるので、それを考えると少し申し訳ない気持ちになるのであった。。。
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